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商品説明
明代末期、皇帝は求心力を失い、官僚は腐敗し、世の中は混乱していた。その乱世の中で生まれた『呻吟語』は『菜根譚』と並ぶ処世訓の名著である。朱子学と陽明学を修めた呂新吾が30年の歳月をかけて綴った言葉の数々を、原文、書き下し文、現代語訳で掲載。「冷静沈着の大切さ」「過ちを認める勇気」「読書の秘訣」「時間を無駄にしない」「一つのことに一生懸命になる」など、現在にも役立つその思想を分かりやすく解説する入門書。
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収録内容
1 | 内篇(性命―人間の本性と運命について |
2 | 存心―正しい心のあり方とは |
3 | 倫理―人間道徳の基本 ほか) |
4 | 外篇(天地―世界は何でできているのか |
5 | 世運―世の流れへの対処法 |
6 | 聖賢―聖人賢者も修養努力する ほか) |
7 | 『呻吟語』をめぐって(『呻吟語』と『菜根譚』―中国の二大処世訓 |
8 | 呂新吾と科挙―合格者名簿に名が見えないのはなぜ) |