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本/雑誌

煉獄と地獄 ヨーロッパ中世文学と一般信徒の死生観

松田隆美/著

3520円
ポイント 1% (35p)
発売日 2017年10月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2155080
JAN/ISBN 9784906791743
メディア 本/雑誌
販売ぷねうま舎

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

聖職者・知識階級ではなく、中世ヨーロッパの一般大衆は、死と死後の世界をどのようにイメージしていたのだろうか。一三世紀から一六世紀にかけて、煉獄の誕生をみた中世は、死後世界をめぐってさまざまな表象と物語を生み、それはペストの惨劇をくぐってさらに多様化する。現世蔑視、魂と肉体の対話、往生術、死後世界探訪譚、死の舞踏という死の文学のモチーフにおいて煉獄が果たした役割とはなんだったのか。自国語による説教、教化文学、壁画、ステンドグラス、時祷書、装飾写本などを図像とともに広く渉猟し、人々の心性に浸透してその死生観の根となった要素を掘り起こす。

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    収録内容

    1 序章 死を生きるヨーロッパ中世
    2 第1章 死と向きあう―現世蔑視と現世無常
    3 第2章 死を飼いならす―煉獄の役割と死後の保険
    4 第3章 死と対面する―いまわの際のドラマ
    5 第4章 死後を生きる―死後世界の探訪と表象
    6 終章 死の変容―薄く引き延ばされた死

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