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商品説明
少なくとも一万人は存在するとされる日本の無戸籍者。嫡出規定や女性の再婚禁止期間など明治からの民法の壁に加え、貧困などで出生届が出されないことがその原因だ。しかし、戦争や災害による戸籍の大量滅失はいつ誰にでも起こりうる。国民を規定し、また排除する戸籍制度がいかにもろく曖昧か、歴史と多くの事例から考察する。
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収録内容
1 | 第1章 「無戸籍問題」とは何か |
2 | 第2章 「法律」という壁 |
3 | 第3章 「戸籍」とは何か |
4 | 第4章 消えた戸籍を追って |
5 | 第5章 グローバリゼーションと戸籍 |
6 | 第6章 「戸籍」がなくなる日 |