本/雑誌
ベルクソン『物質と記憶』を診断する 時間経験の哲学・意識の科学・美学・倫理学への展開
平井靖史/編 藤田尚志/編 安孫子信/編 村山達也/ほか著
3850円
ポイント | 1% (38p) |
---|---|
発売日 | 2017年10月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
商品説明
時代にあまりに先駆けて世に出たがゆえに難解書とされてきた『物質と記憶』を現代諸科学の知見を通して新たに読解する。『ベルクソン『物質と記憶』を解剖する』の続編。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 読解の諸問題(潜在性とその虚像―ベルクソン『物質と記憶』における潜在性概念 |
2 | 『物質と記憶』と形而上学の直観的再興―純粋理性の第四誤膠推論と第一・第二アンチノミー |
3 | 記憶の場所の論理―『物質と記憶』における超図式論と憑在論 |
4 | 過去はなぜそのまま保存されるのか―『物質と記憶』の記述の多層性について) |
5 | 第2部 心と時間(ベルクソンにおける在ること・夢見ること・見ること |
6 | “時間的に拡張された心”における完了相の働き―ベルクソンの汎質論と現象的イメージ) |
7 | 第3部 科学との接続(『物質と記憶』と深層学習 |
8 | 空間的神経表象から時間的圧縮過程へ |
9 | 記憶力と脳―ベルクソンの誤り |
10 | ベルクソンの第一の記憶を理解する試み―フロイトの記憶論と知覚失認(精神盲)の自験例を導きの糸として) |
11 | 第4部 芸術・道徳への展開(現在の脆さ―ベルクソンと河原温 |
12 | 生への注意―『物質と記憶』における道徳性の進化) |
close