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商品説明
鎌足・不比等・房前・仲麻呂。藤原氏を築き、定着させ、雄飛の基礎を固めた四人を中心に、氏族としての創始から恵美押勝の乱までの初期藤原氏の活動を、特に王権との関係を重視して跡づける。丹念に史料を読み込み、藤原氏に有利になるよう設計された律令体制など、初期藤原氏とその時代に迫る。
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収録内容
1 | 第1章 中臣鎌足と藤原氏の成立(乙巳の変前後の鎌足 |
2 | 「大化改新」と鎌足の功業 |
3 | 『鎌足伝』と『多武峯縁起』) |
4 | 第2章 不比等の覇権と律令体制(藤原氏の確立 |
5 | 律令国家の権力中枢と蔭位制 |
6 | 不比等の覇権 |
7 | 宣命にみる藤原氏) |
8 | 第3章 奈良朝の政変劇と藤原氏(四家の分立と王権 |
9 | 聖武と光明子と藤原氏 |
10 | 奈良朝末期の政変劇と藤原氏) |