本/雑誌
クリスタルの心 ルネサンスにおける愛の談論、詩、そして肖像画 / 原タイトル:IL CUORE DI CRISTALLO
リナ・ボルツォーニ/著 足達薫/訳 伊藤博明/訳 金山弘昌/訳
8800円
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発売日 | 2017年11月発売 |
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商品説明
詩/ベンボによって詠われ、絵/レオナルドによって表わされたルネサンスの愛とは、霊魂の中に描かれた「印形」であった。言葉と詩が喚起し、魂が創出する、めくるめくイメージを、鏡の魔力に委ねられた二重肖像画に、連想と追憶の魅惑的な遊戯的作用を通して、愛というクリスタルな遊戯的表象を召還する!
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収録内容
1 | 第1部 『アーゾロの談論』―テーマ、遠近法の遊戯的作用、生の選択(三人の乙女たち―冒頭の場面とその回析 |
2 | 宮廷とその肖像画 |
3 | 文学とその受容者 |
4 | イメージ |
5 | 場所 |
6 | 隠者とウェヌスの領国の間で) |
7 | 第2部 肖像画―言葉とイメージの間で(「観者の眼」の前のテクスト |
8 | 自画像 |
9 | 詩と肖像画―境界のかけひき) |
10 | 第3部 二重肖像(詩における二重肖像―アリオストとカスティリオーネ |
11 | 覆いの絵のある、または背面に絵のある肖像画、あるいは二幕仕立ての肖像画 |
12 | 心の空間) |
13 | 第4部 友人たちの共同体(シャルル剛胆王の宮廷からロレンツォ・デ・メディチのフィレンツェにかけてのベルナルド・ベンボ |
14 | ベルナルド、ジネヴラ・デ・ベンチ、そして友人たちのサークル―神話の構築、解釈の悦び |
15 | 徳と名誉―称賛と記憶の間におけるインプレーサの変身 |
16 | メダルの官能的快楽、あるいはメダル争奪戦 |
17 | 『アーゾロの談論』のための二重肖像画) |