著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
九十貫を超える巨猪を撃った狩人の話。仕留めた親鹿をかつぐ後から子鹿がついてきた話。村で起きる怪しい出来事はいつも狸の仕業とされた話...。奥三河・横山で見聞・古老から聴き溜めた猪・鹿・狸の逸話が縦横に語られる。芥川龍之介・島崎藤村も絶賛した文学性の高い文章は、伝説や昔話も織り交ぜて独自の伝承世界を形づくっている。暮らしの表情を鮮やかにすくい取る感性と直観力から生まれた、民俗学の古典的名著。
関連記事
収録内容
1 | 猪(狩人を尋ねて |
2 | 子猪を負うた狩人 |
3 | 猪の禍 ほか) |
4 | 鹿(淵に逃げこんだ鹿 |
5 | 鹿の跡を尋ねて |
6 | 引鹿の群 ほか) |
7 | 狸(狸の怪 |
8 | 狸の死真似 |
9 | 狸の穴 ほか) |
10 | 鳥の話 附録 |