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商品説明
「頽落」という言葉がある。頽廃しつつ転落するさまである。反動の時代に生きる日本リベラル派知識人の責任とは何か?―およそ30年にわたる思索の軌跡。
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収録内容
1 | 1 国民主義批判(他者認識の欠落―安保法制をめぐる動きに触れて |
2 | 憲法九条、その先へ―「朝鮮病」患者の独白 |
3 | 梟蛇鬼怪といえども...―辺見庸『決定版1★9★3★7』への応答 |
4 | あいまいな日本と私 |
5 | ヨーロッパ的普遍主義と日本的普遍主義 |
6 | 日本知識人の覚醒を促す―和田春樹先生への手紙 |
7 | 国家・故郷・家族・個人―「パトリオティズム」を考える |
8 | のちの時代の人々に―再び在日朝鮮人の進む道について) |
9 | 2 植民地主義的心性(第四の好機―「昭和」の終わりと朝鮮 |
10 | もはや黙っているべきではない―なぜ私は、「憂慮する在日朝鮮人アピール」への賛同を呼びかけるのか |
11 | 母を辱めるな |
12 | 「日本人としての責任」をめぐって―半難民の位置から |
13 | 「日本人としての責任」再考―考え抜かれた意図的怠慢 |
14 | あなたはどの場所に座っているのか?―花崎皋平氏への抗弁 |
15 | 秤にかけてはならない―朝鮮人と日本人へのメッセージ) |