商品説明
漱石の『猫』『虞美人草』『三四郎』など中期までの作品を対象に、英文学からの受容とロンドン留学時代に吸収したと思われる「英国嫌い」の視点を丹念に読み解く。
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収録内容
1 | 第1章 東西の二人の作家、漱石とゴールズワージーの接点 |
2 | 第2章 漱石『三四郎』と『オルノーコ』について |
3 | 第3章 漱石『三四郎』における「ストレイシープ」の意味の変容について―『共通祈祷書』との関連をめぐって |
4 | 第4章 漱石『虞美人草』(十八)におけるメレディスの引用について |
5 | 第5章 漱石とアーサー・ジョーンズの哲学者について |
6 | 第6章 漱石とキッチナー元帥について |
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