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商品説明
なぜわれわれには知性が必要とされるのだろうか。芸術・音楽・知性がもたらす生のあり方とは。現代哲学の巨頭アドルノの哲学全体を芸術の観点から再構成し、そこに秘められたユートピアを音楽作品の分析を通じ実証する。アドルノ哲学の新たな展開。
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収録内容
1 | 序章 なぜ芸術の哲学なのか |
2 | 第1章 非同一的なものとしての芸術―アドルノ‐ベンヤミン‐ベートーヴェン |
3 | 第2章 「崇高」と両義性―アドルノ‐カント‐シェーンベルク |
4 | 第3章 アドルノの音楽教育理念―非同一的なものへの「耳の開き」 |
5 | 第4章 アドルノ美学の萌芽としての「シューベルト」―アドルノ「シューベルト」論読解 |
6 | 第5章 「瞬断された現在への高まり」としての音楽―E.ブロッホ‐ベルク‐アドルノにおける音楽のユートピア |
7 | 第6章 G.リゲティとアドルノ美学 |
8 | 終章 世界参与としての音楽―ケージの問題提起とともに |