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商品説明
火野葦平は、兵士・報道班員として従軍し、戦地から二十数冊の手帖を持ち帰った。戦場は中国大陸・マレー半島・比島・ビルマ・インドに及ぶ。勝ち戦から敗北の撤退戦までが、つぶさに記録されたその膨大な直筆手帖から、本書では「インパール編」6冊をその図版も含め活字化。加えて、同行した画家・向井潤吉のリアルな戦場スケッチも掲載。「火野は人間を書こうとする。記録ではなく小説家の目である。しかし表現は適切に制御されている。検閲に際して、あわてて破り棄てるような愚は犯さなかったであろう。」と火野の従軍手帖の全貌を、かつて自らの目で取材した作家・浅田次郎をして言わしめた、魂の記録が今、甦る。
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収録内容
1 | 第1章 日本本土を発つ |
2 | 第2章 司令部跡を拠点に |
3 | 第3章 第三三師団拠点のティディムへ |
4 | 第4章 最前線・インパールへの思い |
5 | 第5章 画伯・向井潤吉との冒険行 |
6 | 第6章 白骨街道撤退 |
7 | 第7章 菊兵団が奮戦する雲南前線へ |
8 | 第8章 帰国 |
9 | 資料編―手帖巻末控 |
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