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被差別部落像の構築-作為の陥穽

小早川明良/著

4400円
ポイント 1% (44p)
発売日 2017年12月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2174298
JAN/ISBN 9784931344440
メディア 本/雑誌
販売にんげん出版
ページ数 326

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

多くの人びとが被差別部落を語り、ある像(イメージ)を構築してきた。特定の被差別部落のある部分を「科学」が繰り返し記述したことで、それは定説として構築された。被差別部落民と産業や職業との関係、あるいは芸能をめぐる関係性は、そのもっとも顕著な表象である。本著は、それが構築されるプロセスと、そこに介在する権力作用をうかびあがらせる。

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    収録内容

    1 第1部 被差別部落民を生かす権力装置(国民を自覚する装置―部落問題研究の新たな枠組みのために
    2 日本帝国主義下の被差別部落―福島町一致協会と融和主義をめぐって
    3 1930年代山本政夫の思想―『融和事業研究』論文を中心として
    4 労働による被差別部落民の保護と統治―融和運動と権力)
    5 第2部 「部落産業」にかんする「科学的」言説批判(「部落産業」論批判
    6 広島地域の屠畜・製革製靴産業具体像
    7 被差別部落と竹細工にかんする言説批判
    8 「部落産業」の今
    9 「被差別部落の文化」言説の批判的研究―いわゆる門付きの音楽社会学的分析)
    10 第3部 現代の部落差別解釈と理論的問題(静かな部落差別―ネオ・リベラリズムと差別の再生産
    11 差別と生と通俗道徳―闘わなかったある被差別部落民一族の自立
    12 他者の他者の創出―不安定化する地域と少数点在型の被差別部落の分析)

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