著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
ヨーロッパによる「発見」以来、約五〇〇年にわたるラテンアメリカの歴史は、私たちに何を問いかけるのか。征服、植民地化、独立闘争、アメリカの「裏庭化」...、さながら「近代」そのものを象徴する歴史過程の中で、人々はいかに生きてきたのか。メキシコを主なフィールドとし、「発見」される側に寄り添う視点から長年にわたり考察を重ねてきた著者が、既成の歴史観に根底的な問い直しを促す講義録。
関連記事
収録内容
1 | 1(インディオ世界との出逢い |
2 | 「ラテンアメリカ」、そして三つの「場」 |
3 | 「自然空間」としての「新大陸」 |
4 | 「野蛮」の捏造と「野蛮」への恐怖 |
5 | 植民地の秩序形成 ほか) |
6 | 2(独立と白色国民国家構想 |
7 | 野蛮の清算、そして白色化 |
8 | 近代化のなかの先住民社会 |
9 | 白い資本と村 |
10 | 軍事独裁と裏庭化 ほか) |
close