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商品説明
一九六〇年代後半、左翼学生運動の高まりのなか、対抗すべく生まれた新右翼。彼らは既成右翼が掲げた「親米反共」「日米安全保障条約堅持」に反発し、「反米反共」を標榜、同条約と北方領土問題をもたらした「ヤルタ・ポツダム体制」の打破をめざした。本書は、新右翼の誕生から現在までを追った闘争史である。文中にはその活動家として、いま脚光を浴びている日本会議の中枢メンバーが多数登場する。言わば、日本会議の源流がここにある。近年、右傾化現象が叫ばれるが、その流れを歴史として知ることができる貴重な記録であり、真の保守とは何かを考えさせる一冊。
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収録内容
1 | 序 日本会議の源流を探る(日本会議ブームとは何か |
2 | その後の新右翼 |
3 | 「僕は負け組、日本会議は勝ち組」 |
4 | 在特会(在日特権を許さない市民の会)とネット右翼) |
5 | 第1章 新右翼の誕生(一九六六~一九六九年)(左翼に占拠されたキャンパス |
6 | 日学同(日本学生同盟)の結成 |
7 | 民族派学生の結集 |
8 | 三島由紀夫と楯の会 |
9 | 激化する内紛) |
10 | 第2章 直接行動(一九七〇~一九七七年)(三島事件 |
11 | 一水会の誕生 |
12 | 経団連(経済団体連合会)襲撃事件) |
13 | 第3章 愛国・反権力闘争(一九七八~一九九〇年)(統一戦線義勇軍の登場 |
14 | 逆風のなかで |
15 | 赤報隊事件) |
16 | 終章 維新革命家の死(一九九一~二〇〇五年)(野村秋介、朝日新聞社で自決 |
17 | 見沢知廉と母からの手紙 |
18 | 作家よりも活動家として |
19 | 三浦重周の最期) |
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