本/雑誌

治安維持法と共謀罪 (岩波新書 新赤版 1689)

内田博文/著

924円
ポイント 1% (9p)
発売日 2017年12月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2180862
JAN/ISBN 9784004316893
メディア 本/雑誌
販売岩波書店
ページ数 242

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

いま戦前回帰の企てが顕著になっている。治安維持法は市民刑法から治安刑法への転換の象徴であった。戦後、法の廃止に逆らい、治安維持法下の諸制度は「戦時の衣」を「平時の衣」に切り替え、例外から原則の制度に逆転し、拡大されることになった。共謀罪が創設され、いま大きく変容しつつある日本の刑事法を問う。

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    収録内容

    1 第1章 拡大し続ける規制(治安維持法の制定―大正十四年
    2 緊急勅令という禁じ手―昭和三年改正 ほか)
    3 第2章 市民刑法と治安刑法(戦前における刑法の歩み
    4 無視される基本原則 ほか)
    5 第3章 戦時から平時へ(検察官司法の温存
    6 捜査官の強制処分権 ほか)
    7 第4章 「犯罪の予防」と「犯罪者の更生」(戦後の「転向」政策
    8 施設と社会での保安処分)
    9 第5章 共謀罪―平成の治安維持法(四度目の正直
    10 無限定な要件 ほか)

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