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商品説明
太鼓は、ヨーロッパでは古くはもっぱら民俗音楽や軍隊で使われてきた。日本やインド、ブータンをはじめとするアジアの国々でも、太鼓は合図として使われてきたが、それだけでなく宗教行事の場でも多用され、宗教者自身が太鼓を打つことさえある。アイルランド、中欧、トルコ、インド、ブータンの太鼓をフィールドワークし、現地の写真や口太鼓の楽譜も所収して太鼓ワールドを描き出す。
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収録内容
1 | 第1章 アイルランドの枠太鼓バウロン |
2 | 第2章 バウロンの謎 |
3 | 第3章 太鼓を歌おう―唱歌で学ぶ |
4 | 第4章 オスマンの戦争と平和の太鼓 |
5 | 第5章 南インド、ケーララの太鼓―壺型太鼓ミラーヴと音高可変太鼓イダッキャ |
6 | 第6章 南インド、ケーララの蛇神儀礼―サルパ・トゥッラルと壺型弦楽器 |
7 | 第7章 ブータンの仏教仮面舞踊チャムにおける太鼓の機能―瞑想とアトリビューション |