商品説明
1970年11月25日、三島由紀夫と楯の会メンバーが陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で人質を取り、憲法改正と自衛隊員の決起を訴えた。そして、三島は森田必勝とともに割腹自決を遂げた。60年代後半、ベトナム反戦、全国学園紛争など反体制運動が高揚した時代、何が彼らを決起に駆り立てたのか?関係者への綿密な取材を基に、事件の全貌を冷静な筆致で描いた傑作。
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収録内容
1 | 序章 十年目の遺書 |
2 | 第1章 「最後の一年は熱烈に待つた」 |
3 | 第2章 三島由紀夫と青年群像 |
4 | 第3章 「楯の会」の結成 |
5 | 第4章 邂逅、そして離別 |
6 | 第5章 公然と非公然の谷間 |
7 | 終章 「三島事件」か「楯の会事件」か |
8 | 補章 三十一年目の「事実」 |