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呪われた部分 全般経済学試論・蕩尽 / 原タイトル:La Part maudite (ちくま学芸文庫)

ジョルジュ・バタイユ/著 酒井健/訳

1430円
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発売日 2018年01月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2183032
JAN/ISBN 9784480098405
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

「“全般経済学”とは、生産よりも富の“消費”(つまり“蕩尽”)のほうを、重要な対象とする経済学のことである。」経済合理性の範疇に収まらない蕩尽・祝祭・宗教・エロス・芸術は、人間の喜びの本質が有用性の原理に拠って立つ生産・蓄積過程にあるのではなく、消費・蕩尽にあることを示す。本書は人間が不可避的に内包せざるを得なかった「過剰」を考察の対象にして人間存在の根源に迫り、生を真に充実させるために、蕩尽・神聖・恍惚に代表されるこの「呪われた部分」の再考を鋭く強く促す。意識の「コペルニクス的転回」に賭けたバタイユ作品の新訳。巻末に先駆的重要論文「消費の概念」を収録。

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    収録内容

    1 第1部 理論の導入
    2 第2部 歴史のデータ1 蕩尽の社会
    3 第3部 歴史のデータ2 軍事企画社会と宗教企画社会
    4 第4部 歴史のデータ3 産業社会
    5 第5部 現代のデータ
    6 補遺 消費の概念

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