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商品説明
ルネッサンス以来のヨーロッパが歴史上かつてない変動にみまわれた時期、“現代”が始まる直前の“近代”として区分される時代およびそれ以降の音楽文化の変容と、トーマス・マンの小説『ファウストゥス博士』の主人公、作曲家アードリアーンを象徴として、激しく変貌していった音楽芸術の特色を語る。
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収録内容
1 | 第1章 アードリアーンの時代(「ファウストゥス博士」 |
2 | アードリアーンの時代 ほか) |
3 | 第2章 ヨーロッパ音楽の音組織(調性音組織と現代の音楽文化 |
4 | 旋法について ほか) |
5 | 第3章 モンタージュされた作曲家たち(危機への創造的解答を求めて |
6 | クロード・ドビュッシー ほか) |
7 | 第4章 アードリアーンの死のあとに(現代芸術音楽のカオス |
8 | 音楽文化のライフサイクル ほか) |
9 | 終章 現代日本の音楽文化(東西二洋の音楽の遭遇 |
10 | 日本のアードリアーンとその子供たち ほか) |