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商品説明
北東アジアの雄・ヌルハチ率いる満洲人の国家は、長城を越えて漢人を圧倒し、大版図を実現した。康煕帝・雍正帝・乾隆帝が治めた最盛期から、アヘン戦争・日清戦争を経て、ラストエンペラー・溥儀、西太后、孫文らが登場する清末まで、栄光と苦闘の三〇〇年を描き出す。「中華の文明」ではなく、チベット仏教に支えられた、輝ける大帝国の苦悩とは。
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収録内容
1 | 序章 「東アジア」を疑う |
2 | 第1章 華夷思想から明帝国へ |
3 | 第2章 内陸アジアの帝国 |
4 | 第3章 盛世の闇 |
5 | 第4章 さまよえる儒学者と聖なる武力 |
6 | 第5章 円明園の黙示録 |
7 | 第6章 春帆楼への茨の道 |
8 | 終章 未完の清末新政 |