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商品説明
霊感はさほど強いないはずだが、なぜか奇妙なできごとに遭遇してしまう著者。生首の髪を切る美容院、不意に出現した線香の灰、誰もいないはずの家で階段を上がって来る衣ずれ、袋小路に向かって歩き去る人々―。「深入りは危険」とわかっていても、好奇心は止められない!飄々とした筆致で描きだされる風変わりなエピソードの数々は、ゾクリとする一方で、生命の儚さに想いを馳せさせる。山田太一氏、荒俣宏氏との対談も収録。
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収録内容
1 | 生霊はやっぱり怖い |
2 | 変な人たちがいる街 |
3 | 真夏に起きた不思議な話 |
4 | 眼を合わせてはいけない人たち |
5 | 真冬の朝顔 |
6 | 時計だって嫉妬する |
7 | 五ヵ月だけ住んだ家 |
8 | なぜ着物なのですか? |
9 | 会いたかったわ貞子さん |
10 | ヨシエさんの霊感 |
11 | 子供たちからのメッセージ |
12 | 殺ス人ガイルカラ殺サレル |
13 | 怖い顔の話 |
14 | 山田太一×工藤美代子 対談―突き詰めていけば、人はみな幽霊なのだ |
15 | 荒俣宏×工藤美代子 対談―日常の中に“死者”と“あの世”を探して |