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商品説明
天明三年の浅間山大噴火は、天明の大飢饉と重なり、大きな被害を出した。(1)先人がどう対応してきたのか(2)災害で亡くなった人々をどう追悼してきたのか(3)災害の経験からどのような知恵や工夫が生まれたのか(4)それをどのように語り継いできたのか。本書では、こうした4点から「天明三年浅間災害」へアプローチを試みる。今に見られる災害の罹災状況についてへも照合し、単に「語り継ぎは昔話」とするのではなく、現代の防災へ活かされるべき知識として解説する。
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収録内容
1 | 災害の語り継ぎ―はじめにかえて |
2 | 序章 天明三年浅間災害・歴史災害の記憶 |
3 | 第1章 天明三年浅間災害にかかわる研究史 |
4 | 第2章 天明三年浅間災害の語り継ぎの構成 |
5 | 第3章 語り継ぎの継続 |
6 | 第4章 我が国の火山系列の博物館について |
7 | 第5章 「風土記の丘」構想の再検討から学ぶ |
8 | 第6章 語り継ぎの具体から野外博物館への展開とテーマ |