著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
第二次世界大戦で敗戦国となった日本は、戦後、アメリカへの憧れと反発を同時に抱いて発展してきた。アメリカ的なものは人々の生活の中にいかに浸透し、どのように受け入れられてきたのか。『主婦の友』『暮しの手帖』『POPEYE』など雑誌の記事や広告、教科書や歌、テレビCMやドラマなどを読み解き、ガム、チョコレート、新型家電、米軍基地周辺に栄えた性産業など、象徴的な表象文化の分析から、対米感情の歴史をたどる。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 民主主義のカタチ(手本としてのアメリカ |
2 | アメリカを象徴する事物 |
3 | 噴き出す違和感 |
4 | 輝く米軍基地) |
5 | 第2章 民主主義と日常的実践(民主主義と女性 |
6 | 日常生活を改善せよ |
7 | 合理的で科学的な日常生活へ) |
8 | 第3章 憧れの「ファミリーライフ」(アメリカ的家屋に住む |
9 | アメリカ的生活を演出する物たち) |
10 | 第4章 おいしい生活(広まる洋風食事 |
11 | 合理化と食事 |
12 | 洋風食事を支える電気製品) |
13 | 第5章 スピード、車、男らしさ(お茶の間のテクノロジー |
14 | 余暇の時間 |
15 | 父親らしさを自動車) |