上巻を読み終えた時点で、内容が良かったので引き続き下巻を読みました。 上巻で新鮮に感じられた医学薬学用語も、下巻ではひたすらくどく思えて、飽きてきました。裁判所でのやり取りも詳細すぎて、やや疲れてきました。 帚木氏の熱意が凄く感ぜられる、ほぼノンフィクションに近い小説になっておりますが、長編すぎるきらいがありました。
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商品説明
カレー事件の背後にあった複数の犯罪、鬼畜夫婦が詐取した高額の死亡保険金。だが、真由美は逮捕後も、完全黙秘のまま。難航する物証固め、捜査を支える専門医たちの知見。緊迫の公判が始まった―。事件の全容は解明されたのか。なぜカレー鍋に砒素を入れたのか?毒の魔力に取り憑かれた女の底知れぬ暗部とは。現役医師の著者が、小説でしか描けない真相に迫る医学捜査小説の金字塔。
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