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商品説明
2巻は、庶民のくらしに目を向けます。文明開化の大波が押しよせても、日本の風土は変わりません。明治時代に生きた人々も、古来続いてきた四季折々の楽しみを、浮かれ気分で満喫していました。一方では、郵便、電信、電話などの新制度や、写真機、石油ランプなどの道具が、日常のくらしぶりを変えていきました。本書には、当時の絵師が庶民の生活を描いた、興味深い絵をたくさん掲載しています。明治のくらしを、ちょっとのぞいてみませんか。
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収録内容
| 1 | 季節の楽しみ 浮かれ気分で四季を満喫―自然のめぐみを楽しんだ明治の人々 |
| 2 | 年中行事 正月行事から年末のもちつきまで―生活にとけこんでいた年中行事 |
| 3 | 旧暦から新暦へ 現在の暦(新暦)は、明治6年からはじまった―旧暦と新暦のちがいを知っておこう |
| 4 | 郵便 明治4年から開始(飛脚は明治5年に禁止)―木製ポストが普及。輸送に馬車を活用 |
| 5 | 電信・電話 手紙より早く伝わる新しい通信手段―電話は明治中期から業務開始 |
| 6 | あかり ガス灯は大通りを、石油ランプは室内をてらした―江戸時代にはなかったあかりが普及 |
| 7 | 消防 蒸気ポンプ、消防用救急梯子、救命袋などを活用―火消から、近代的な消防組織へ |
| 8 | 新職業・新しい店 日本人に合ったスタイルを模索―明治時代に生まれた仕事と店に注目 |
| 9 | 写真 江戸時代末期からはじまった国内での撮影―明治時代に、写真師や写真館が急増 |
| 10 | 学校教育 明治新政府が教育機関を改革―国民皆学をめざし、明治5年に学制を公布 |
| 11 | 女学生 教育の柱とされた良妻賢母―話題になった独特のファッション |
| 12 | 男子学生 書生 図書館 日本初の大学が明治10年に誕生―「書生」と呼ばれていた男子学生 |
| 13 | 文豪 俳人 児童書 「口語体」で書かれるようになった近代日本文学―親交を深めて傑作を残した漱石と子規 |
| 14 | 明治の東京にタイムスリップ |
| 15 | 明治の鎌倉にタイムスリップ |
