本/雑誌

「牛が消えた村」で種をまく 「までい」な村の仲間とともに (それでも「ふるさと」)

豊田直巳/写真・文

2200円
ポイント 1% (22p)
発売日 2018年02月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2191152
JAN/ISBN 9784540171871
メディア 本/雑誌
販売農山漁村文化協会
ページ数 32

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

「日本一、美しい村」とよばれた村が、福島県の北東部、阿武隈山地にありました。その村「飯舘」は「までい」な村とよばれます。「までい」とは、この地方のことばで、「手間ひまかけて」「ていねいに」「心をこめて」といった意味があります。この村の美しさは、村の人たちが、「までい」に田畑をたがやし、牛を飼い、村づくりを続けてきたたまものでした。乳牛50頭を飼う長谷川健一さんも、酪農家の仕事のかたわら地域の区長として、「美しい村」づくりを率先してきました。その村に突然、放射性物質が降り注ぎました。そして、村には全村避難の指示が出され、「美しい村」は、「だれも住まない村」「牛が消えた村」になってしまったのです。それでも、長谷川さんは「美しい村」が、家族や仲間とともに暮らした家や集落が、荒れ果てていくのを、ただ見ていることはできませんでした。そこで、ふたたび、仲間とともに草を刈り、畑をたがやし、種をまきはじめます。

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