本/雑誌

ヒューマニティーズの復興をめざして人間学への招待

2750円

ページ数	271

人間とは何か。様々な分野の専門家がこの問いに挑む!人間の本質は知性?自我意識?創造力?それとも「遊び」や「苦しみ」?宮本輝や佐藤優など著名作家による講演四編も収録。

1	第1部 Explore Humanity―学問によって、どこまで人間らしさを追究できるのか?(生命への配慮とはどういうことか―脳死臓器移植問題を通して
2	伝統芸能が教える人間の真実とは―中世日本における「悲しみ」と「笑い」のかたち
3	人間とメディアとのかかわりを考えよう!―ゲームの社会心理的研究を中心に
4	これからの社会福祉に必要な理念とは)
5	第2部 Think Globally―外国語ができれば、グローバル時代に対応できるのか?(コスモポリタニズムとは何か
6	いま、歴史を学ぶこと、日本史を学ぶことを考える
7	いま世界の言語は―消滅危機言語・ベルベル語の復権
8	“グローバルな視点”から考えるとはどういう意味か―社会理論・日本研究からの考察)
9	第3部 Act Locally―文系の理論は、実践に役立たないのか?(哲学は社会に何を提供できるのか
10	文学作品を愉しむための2つの視点―異化、他者化
11	文化人類学と社会貢献―フィールド調査の経験を通じて
12	これからの社会に必要な支え合いとは―開かれた関係構築への試み)
13	第4部 Special Lectures―新たな人間復興へ向けて(文学を生む力
14	ゲーテと現代
15	時代の先駆者たれ―広岡浅子の生涯を通して
16	地球時代の人間学―宗教的人間主義をめぐって)