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商品説明
近代日本が植民地帝国へと突き進むなか、非戦・自由・平等の社会主義・無政府主義を根絶やしにするために起こされた最大の思想弾圧「大逆事件」。巻き込まれた人々の死と生、遺族の苦しみ、そして権力に抗う民衆の姿。一〇〇年の時を経て綴られる群像劇が日本史の暗部を照らし出す。日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した話題作に、刊行後の取材の成果を「補記」として収録。
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収録内容
1 | かなしき「テロリスト」 |
2 | 縊られる思想 |
3 | 海とさだめししづく |
4 | 死者たちの声 |
5 | 謀叛論―慰問 |
6 | 宿命 |
7 | 抵抗 |
8 | 宗教と国家 |
9 | 傷痕 |
10 | いごっそう |
11 | 再審請求 |
12 | 攻防 |
13 | 疑惑 |