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商品説明
民族・言語・宗教が複雑に入り組み、多様な人々を包み込む中東・バルカン。その地を数世紀の長きにわたり統治したオスマン帝国の政治的アイデンティティ、社会統合、人々の共存システムとはなにか―。帝国の形成と繁栄、解体の実像、そして文化世界としてのイスラム世界の伝統を世界史的視点から位置づけ、現代にまでつながる民族紛争の淵源を探る
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収録内容
| 1 | 第1部 民族国家と文化世界(一つの世界の誕生以前 |
| 2 | 民族国家への憧れ |
| 3 | 「西洋の衝撃」としてのネイション・ステイト) |
| 4 | 第2部 イスラム世界(イスラム世界の構造 |
| 5 | イスラム世界秩序 |
| 6 | アイデンティティ・統合・共存) |
| 7 | 第3部 オスマン帝国(イスラム的世界帝国としてのオスマン帝国 |
| 8 | 「パクス・オトマニカ」の構造 |
| 9 | 「西洋の衝撃」とナショナリズム |
| 10 | 「多宗教帝国」の試み |
| 11 | 帝国の終焉 |
| 12 | エスニック紛争の「入れ子構造」化) |
