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商品説明
太閤秀吉の死去から、関ヶ原合戦にいたるまで、豊臣政権のなかでは何が起きていたのか?凡庸な人物で、単なる被害者と評価されてきた毛利輝元をはじめ、上杉景勝・宇喜多秀家・島津義弘ら西軍に焦点を当てる。加藤清正・福島正則らの武功派と、石田三成ら吏僚派の対立という二項対立的観念から脱出。軍記などの二次的史料を排し、一次史料のみによる実証的な分析により、関ヶ原前夜の「権力闘争」の実像を明らかにする。
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収録内容
1 | 第1章 豊臣秀吉の死と石田三成失脚 |
2 | 第2章 関ヶ原への道 |
3 | 第3章 「西国の統括者」毛利輝元 |
4 | 第4章 上杉景勝と直江兼続 |
5 | 第5章 若き「五大老」宇喜多秀家 |
6 | 第6章 島津義弘、起死回生の大勝負 |
7 | 付論―敗者たちのその後 |