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商品説明
二千年以上にわたって重ねられてきたインドの思想的営みから、私たちは何を学ぶことができるのか。世界の成り立ち、存在と認識、物質と精神、業と因果、そして言葉それ自体についての深い思索の軌跡を、原典読解をふまえながら考察する。難解と思われがちなインド哲学のおもしろさと広がりをとらえる、刺激的な入門書。「10講」シリーズの哲学・思想編。
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収録内容
1 | 第1講 インド哲学のはじまりと展開―ウッダーラカ・アールニの登場 |
2 | 第2講 存在と認識―新しい思想家たち |
3 | 第3講 存在の根源―「一者」をめぐって |
4 | 第4講 二元論の展開―サーンキヤ派 |
5 | 第5講 因果論と業論―世界を動かす原理 |
6 | 第6講 現象と存在―シャンカラの思想 |
7 | 第7講 生成と存在―「なる」と「ある」の哲学 |
8 | 第8講 言葉と存在―言葉はブラフマンである |
9 | 第9講 存在と非存在―言葉と普遍 |
10 | 第10講 超越と存在―ヴァイシェーシカ派とニヤーヤ派 |