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商品説明
長崎の記憶を遺産として次世代に手渡すために。祈念像や被爆遺構はいかに建立・保存・解体されたのか。平和を願う市民や高校生が継承の担い手になっていく過程とは。負の記憶を継承し活用する途をひらく社会学研究。
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収録内容
1 | 原爆の記憶をどのように継承するのか―問題の所在と研究方法 |
2 | 第1部 原爆の記憶 長崎の被爆遺構の保存と解体(“原爆”へのアプローチ―社会学における被爆者調査の系譜と記憶研究との接続 |
3 | 記憶空間としての長崎―“平和公園”の形成と原爆資料館の展示、旧浦上天主堂保存をめぐるポリティクス |
4 | 城山小学校被爆校舎の保存とその活用―被爆遺構の保存と記憶の継承 |
5 | 新興善小学校校舎の解体とその活用―被爆遺構の解体と記憶の継承) |
6 | 第2部 継承実践としての平和活動 証言・ガイド・署名(原爆記憶の継承と市民運動―「長崎の証言の会」・爆心地復元運動・継承活動への政治的規制 |
7 | 平和ガイド活動と戦争の記憶―平和案内人の生活史と原爆記憶の継承実践 |
8 | 高校生1万人署名活動―若者と原爆記憶の継承実践) |
9 | 日常の生活空間と原爆記憶の継承 |