本/雑誌
折口信夫死と再生、そして常世・他界 (やまかわうみ別冊)
折口信夫/〔著〕 小川直之/編
2420円
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発売日 | 2018年04月発売 |
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商品説明
「死は死ではなく、生の為の静止期間であった」(「若水の話」)―。折口信夫が“古代研究”として、国文学と民俗学を辿って明らかにしたのは、「魂」の死生観が古代人に存したことにあった。「外来魂」をキーワードに「死と再生」を説く折口は一方で、古典解釈や沖縄民俗探訪から「常世・他界」という古代人の世界観を論じる。従来の死生観が問われている現在、折口信夫の死生観と、それを反映して書かれた小説「死者の書」を収録する。
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収録内容
1 | 「魂」の死生学―折口信夫の「死と再生」論(小川直之) |
2 | 折口信夫と鎮魂の祭儀(新谷尚紀) |
3 | 山のわざおぎ―湯立て神楽の常世観(金子遊) |
4 | 折口信夫「論考+小説」(死と再生 |
5 | 常世と他界 |
6 | 小説 死者の書) |