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二葉亭四迷 新装版 (Century Books 人と作品)

小倉脩三/著 福田清人/編

1320円
ポイント 1% (13p)
発売日 2018年04月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2219347
JAN/ISBN 9784389401269
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販売清水書院

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商品説明

二葉亭が自らに「くたばってしまえ」と言い放って、ペンネームを「二葉亭四迷」とした、という話はよく知られている。自分が文学者であることを何よりも嫌悪し、幾度か文学を放棄した。しかし、そのようにして書かれた彼の創作、翻訳、評論が、近代日本文学確立のために果たした役割は非常に大きい。また、『浮雲』『其面影』『平凡』等、数少ない彼の小説は、今なお色あせることなく我々に感動を与えるが、その背後には、明治の知識人としての彼の深い人間的苦悩があった。若くして、政治・外交官を志してロシア語を学び、大陸へ渡ること二たび、志のとげられぬままついに旅先で病を得てシンガポールのベンガル洋上で四十六歳の生涯を閉じる。その波瀾多い苦難の生涯は、単に文学者という域にとどまらず、いわば明治という近代文明黎明期の一先駆者の人間記録としても、万人の胸をうつものである。

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    収録内容

    1 第1編 二葉亭四迷の生涯(文学への眼覚め
    2 野心と絶望
    3 青春彷徨
    4 生活の嵐の中で
    5 父の死 ほか)
    6 第2編 作品と解説(浮雲
    7 其面影
    8 平凡
    9 翻訳および文学論
    10 むすび)

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