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商品説明
徳川家康の黒印状から幕末の松前藩のクーデターを物語る文書、明治期の人事・政争・汚職の顛末がわかる記録まで―「北海道命名一五〇年」の“光”と“影”も明らかに。
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収録内容
1 | 松前家、蝦夷島主の地位固める―徳川家康からの黒印状 |
2 | アイヌ民族の懐柔と隷属化―「夷酋列像」に書かれた序文 |
3 | 日露初交渉の陰で消えた命―ヲロシャ人小屋外廻り之図 |
4 | 「噴火湾」と名付けたイギリスの探検船―「魯西亜船入津一件」に見るもう一つの異国船騒動 |
5 | 北海道初の官製道路、開削―近藤重蔵の偉業を伝える「東蝦新道記」 |
6 | 苫小牧に伝わる八王子千人同心隊の苦難―幽霊話を生んだ「梅の墓」の七言絶句 |
7 | 津軽藩士、斜里警備で大量死―生き残った藩士が伝えた壮絶な記録 |
8 | 心中事件を伝える「悲恋塚」―真相を隠蔽する「近藤家古文書」 |
9 | ペリー艦隊の来航で松前藩が大騒ぎ―住人を震え上がらせた「箱館入港亜米利加船触書」 |
10 | 幕末に「ストーブ」の図面描く―幕吏梨本弥五郎の発注文書〔ほか〕 |