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商品説明
かつてない表情をたたえる木喰仏に一目で魅入られた著者の情熱が、上人が生地に書き残した記録の発見という僥倖を呼び、後半生をかけた五千里にも及ぶ廻国修行で千躰以上の仏躯を刻んだという、江戸後期の知られざる行者の想像を絶する生涯の全貌が明らかに。全国各地で忘れられていた多くの木喰仏が発掘される調査の過程が、後の民藝運動の礎となった記念碑的研究の書が初文庫化。
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収録内容
1 | 木喰上人発見の縁起 |
2 | 木喰上人略伝 |
3 | 上人の日本廻国 |
4 | 初期の供養仏 |
5 | 日州国分寺に於ける上人の大業 |
6 | 長州に於ける上人の遺作 |
7 | 四国中之庄木喰仏 |
8 | 故郷丸畑に於ける上人の彫刻 |
9 | 越後に於ける晩年の遺業 |
10 | 丹波に於ける木喰仏〔ほか〕 |
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