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商品説明
「我々日本人は『故郷のあるユダヤ人』になろうじゃないか」。戦中・戦後の苦難を乗り越え、昭和25年に川崎製鉄を創設した西山弥太郎は、千葉に世界最新鋭の製鉄所を建設するとぶち上げる。日銀の一万田総裁が「強行するなら、ぺんぺん草が生えることになる」と毒づいたと言われる中、第一銀行の酒井頭取は「もはや矢は弦を離れた」と支援に踏み切り、通産省の若手官僚たちも「日本の再建には良質の鉄が必要だ」と後押しした。
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収録内容
1 | プロローグ |
2 | 第1章 吾妻村 |
3 | 第2章 製鋼掛主任 |
4 | 第3章 軍需工場 |
5 | 第4章 瓦礫の中で |
6 | 第5章 川崎製鉄誕生 |
7 | 現代の鉄の製造プロセス |
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