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帝国日本の外交と民主主義

酒井一臣/著

8250円
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発売日 2018年05月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2232528
JAN/ISBN 9784642038775
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販売吉川弘文館

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商品説明

民衆の外交政策への参加はいかにあるべきか。民主主義思潮高まる戦間期日本に、外交の民主化を模索した国民外交論がおきた。国際協調や不戦条約、移民問題などの外交課題から、議論の展開と破綻の要因を追究。外交の現実的利害調整を理解できない大衆と、操作できぬ民意に翻弄され諦観する選良―相反する両者の姿から、外交と民主主義の関係を問う。

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    収録内容

    1 大衆は外交に関われるのか
    2 第1部 国民外交の時代(渋沢栄一の渡米実業団―国民外交事始め
    3 国民外交の逆説―外交の民主化と国際協調主義
    4 不戦条約再考―「人民の名に於て」論争の意味)
    5 第2部 移民と文明国標準(移民か棄民か―「文明国標準」の移民観
    6 京大教授原勝郎の南洋観―「文明国標準」のライン
    7 島崎藤村の南米行―「国民外交」の視点から)
    8 第3部 迷走する新秩序(「脱欧入亜」の同床異夢―アジア・太平洋地域協力の予兆
    9 小村寿太郎へのオマージュ―古典外交論者にとっての新秩序論
    10 金子堅太郎の「国民外交」―回顧される明治)
    11 外交と民主主義のゆくえ

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