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商品説明
障害者を漫画で描くことが、まだタブーだった時代、埼玉県大宮市(当時)の共同作業所を舞台にして、ろう重複障害者とその家族、関係者の姿を描き、大きな反響を呼んだ漫画『どんぐりの家』。なぜ著者は障害者を主人公にして漫画を描き、更に支援運動に参加したのか。漫画を描きながら著者が感じ、考えてきた障害者を取り巻く状況を、創作過程の試行錯誤を交え、率直に語る。
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収録内容
1 | 『どんぐりの家』第一回「誕生の日」 |
2 | 第1章 障害者描くべからず―差別表現と漫画界のタブー |
3 | 第2章 遙かなる甲子園―障害者と出会う |
4 | 第3章 差別と被差別―私のささやかな体験 |
5 | 第4章 障害者とは何か―権利を実現しようとする人々 |
6 | 第5章 手話は心―ろう教育の歴史 |
7 | 第6章 わが指のオーケストラ―障害者観の対立 |
8 | 第7章 どんぐりの家―成長への喜びと確信 |
9 | 第8章 “大橋朝男”とは、誰か―制度の谷間の障害者 |
10 | 第9章 運動を担う人たち―新しい価値を創る |
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