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商品説明
国宝とは、元来、数多ある文化財の中から政府が輸出を禁止したもので、近代の文化財保護制度の確立によって出現した。そして文化財の価値を判断するために、古くから継承されてきた宗教的感情移入を排除しつつ、近代的美術観や審美眼が新たに形成されたのである。国宝というと奈良の大仏や法隆寺が目に浮かぶだろう。そのほかにも、各地に多種多様な国宝/重要文化財がたくさんある。実際に現地へ行って実物を見て、どうして数百年前のものが現在まで残っているのか、過去の歴史、社会、宗教、思想、美意識などに思いをはせながら、自分なりの見識を磨いて現代社会に活かしてほしい。
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収録内容
1 | 第1部 国宝/重要文化財の基礎知識(国宝/重要文化財とは何か |
2 | 国宝/重要文化財の歴史 |
3 | 国宝/重要文化財の時代別概要 |
4 | 文化財の課題) |
5 | 第2部 都道府県別国宝/重要文化財とその特色(北海道 |
6 | 東北地方 |
7 | 関東地方 |
8 | 北陸地方 |
9 | 甲信地方 |
10 | 東海地方 |
11 | 近畿地方 |
12 | 中国地方 |
13 | 四国地方 |
14 | 九州・沖縄) |