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商品説明
この十数年間における日本社会と大学の変貌は著しい。改憲に執念を燃やす勢力が跳梁し、国民の経済や社会保障、平和への願いには目もくれず、「戦争する国」に向けて跋扈する。過去の歴史や世界の流れに背き、虚偽とはぐらかし、事実の捻じ曲げや隠ぺい、あげくの果てに開き直りがまかり通っている。大学崩壊の危機的状況に直面しているいま、原点に立ち返り、再生への道を探る。
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収録内容
1 | 序にかえて―岐路に立つ日本の大学 |
2 | 1部 新自由主義大学改革の形成と展開(新自由主義大学改革と国立大学法人―国立大学制度から国立大学法人制度へ |
3 | 大学ガバナンスをめぐる法制度的検討―学問の自由と自治の観点から |
4 | 高等教育政策の展開と大学評価―「大学改革」政策のツールとしての評価 |
5 | 財界の大学介入・支配の構造―1990年代後半以降の政策的提言を中心に) |
6 | 2部 新自由主義大学改革を超えて(大学論の課題と大学政策の基本問題 |
7 | 教育権論の生成・展開と「無償教育の漸進的導入」―高等教育を視野に |
8 | 自主的・自律的・創造的な大学改革への要綱―「経済成長」のための大学政策から民主主義に向けた大学政策へ) |