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商品説明
膨大に出土する木簡は古代社会を今に伝える。どのような場面でいかに作成・使用・廃棄されたのか。形態・出土地点や内容・書式・書風・素材などを複合的に分析し、古代史研究に活かす方法を提示。荷札のつけられる過程、塩の流通、進上される品、紙と木の使い分け、事務処理の方法などから、律令時代の都城の様相、行政運営の実態、人々の暮らしを描く。
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収録内容
1 | 第1部 木簡の位相(荷札と荷物のかたるもの |
2 | 一行書きの隠岐国荷札 |
3 | 文献資料からみた古代の塩 |
4 | 二条大路出土京職進上木簡考 |
5 | 平城京の鼠 ほか) |
6 | 第2部 木簡の作法(木簡の世界 |
7 | 木簡の作法と一〇〇年の理由 |
8 | 埼玉県稲荷山古墳出土鉄剣銘をめぐって |
9 | 「木簡の作法」論から東アジア木簡学に迫るために |
10 | 書写技術の伝播と日本文字文化の基層 ほか) |