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商品説明
没落の影忍びよる黄金時代のスペイン、王宮の奥で密やかに「絵画の革命」を起こしたベラスケス。画家としても廷臣としても王に重用され、後世マネに「画家たちの画家」と絶賛された人生には、しかし、生涯隠し続けた秘密があった―。絵画史の傑作“ラス・メニーナス”を導きの糸に「革命」の真相に迫る、決定版評伝。
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収録内容
1 | 1 画家の誕生―聖・俗の大都市セビーリャとボデゴン |
2 | 2 「絵筆をもって王に仕える」―フェリペ四世の肖像から“バッコスの勝利”へ |
3 | 3 ローマでの出会い―ヴィラ・メディチと古代への感興 |
4 | 4 絵画装飾の総監督―“ブレダ開城”をピークに |
5 | 5 ふたたびイタリアへ―“教皇インノケンティウス一〇世”から“鏡のヴィーナス”へ |
6 | 6 封印された野望―晩年の日々と“ラス・メニーナス” |
7 | 終章 晩年の活動と近現代への遺産 |