本/雑誌
馬・車輪・言語 文明はどこで誕生したのか 下 / 原タイトル:THE HORSE,THE WHEEL AND LANGUAGE
デイヴィッド・W・アンソニー/著 東郷えりか/訳
3300円
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発売日 | 2018年05月発売 |
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商品説明
最古の文明の一つとされるメソポタミア。この地には農産物以外の資源は何一つない。貴石も金属も木材も羊毛も、すべて遠隔地からもたらされた。一体誰がそれを運んだのか?運搬のための荷車や、それを引く馬をこの地にもたらしたのは誰なのか?やがて人類は青銅器時代を迎え、いくつもの大国が政治的な駆け引きを繰り広げるようになる。ヒッタイト、ミタンニ、エジプト、各地で活躍したのはチャリオット、二輪戦車部隊の傭兵だった。その証拠は、古代インドの聖典『リグ・ヴェーダ』に遺されている。そこに書かれた「アーリア人」とは誰なのか―。ナチスのプロパガンダのために、タブーとして封印されてしまったアーリア人の起源問題は、いまようやく解かれる間際まで来ている。人類文明史のミッシングリンクに迫る考古学の大著、待望の邦訳。
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収録内容
1 | 2 ユーラシア・ステップの開放(承前)(ステップの境界に生じた変化の兆し―政治的権力の源泉 |
2 | 四輪荷車に居住する人びと―印欧祖語の話し手たち |
3 | 西方の印欧諸語 |
4 | 北部ステップの二輪戦車の戦士 |
5 | ユーラシア・ステップの開放 |
6 | 言葉と行動) |
7 | 補遺 放射性炭素年代についての註記 |