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商品説明
あらゆる文化はいずれ衰退する―。百年前にそう予言し、当時のヨーロッパで大論争を巻き起こしたドイツの哲学者オズヴァルト・シュペングラー。彼が『西洋の没落』で描く経済成長の鈍化、少子化、民主主義の死といった事象は、今日の日本が直面する問題そのものである。日本はこのままどこまで堕ちるか、それとも抗う道はあるか。気鋭の評論家が今だからこそ『西洋の没落』を繙き、そこに解を得ながら日本人の生き方を問い直す画期的な書。
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収録内容
1 | 第1章 経済成長の終焉 |
2 | 第2章 グローバル・シティの出現、地方の衰退そして少子化 |
3 | 第3章 「ポスト・トゥルース」の政治とポピュリズム |
4 | 第4章 リベラリズムの破綻 |
5 | 第5章 人間と技術 |
6 | 第6章 金融の支配 |
7 | 第7章 貨幣と財政 |
8 | 第8章 予言の方法 |
9 | 終章 日本の運命 |