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商品説明
日本の古代国家は、国郡制によって在地社会の中央集権支配を図った。地域支配の舞台装置として機能した地方官衙は、いつ頃、どのような意図を持ち、いかに形成されたのか。発掘調査が進む各地の官衙遺跡から、造営過程や建物構造を考古学的に分析。国府・郡衙・駅路などが一体となり整備されてきた可能性に言及し、律令国家の地方統治の実態に迫る。
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収録内容
1 | 序章 国府成立をめぐる諸問題 |
2 | 第1章 各地における国府の検討 |
3 | 第2章 国庁の構造 |
4 | 第3章 国府事例の検討 |
5 | 第4章 国府成立の総括的検討 |
6 | 付論1 地方官衙と方位 |
7 | 付論2 地方官衙成立期の瓦葺建物 |
8 | 結語 国府成立と国郡制 |