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昭和陸軍の研究 上 (朝日選書)

保阪正康/著

2090円
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発売日 2018年06月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2238607
JAN/ISBN 9784022630735
メディア 本/雑誌
販売朝日新聞出版
ページ数 576

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

明治維新以降の軍事主導国家への歩みのなかで、その中心に座っていた昭和陸軍とその指導者たち。彼らは多くの錯誤を犯し、国家を存亡の危機に陥れ、敗戦をもって自らを解体に追い込んだ。日中戦争が長期化するなか、1941年12月8日、指導者たちは何の長期的展望もないまま、太平洋戦争をはじめた。3年8カ月続いたこの戦争で、歩兵重視の肉弾攻撃、補給・兵站思想の軽視、意味もなく命じた玉砕と、それらに対する自省のないまま、次々に同じような作戦を命じた指導者たち。彼らの組織体制、人間思想、戦争観はどのようなものであったのか。国内外500人余の関係者への聞き取りに加え、膨大な資料を整理し、愚かな戦争がなぜ行われたのか、その解明に挑む。著者渾身の力作。

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    収録内容

    1 第1部 昭和陸軍前史―建軍からの歴史
    2 第2部 昭和陸軍の興亡(張作霖爆殺事件と関東軍の陰謀
    3 関東軍参謀・石原莞爾と満州事変
    4 満州建国と陸軍軍人の錯誤
    5 皇道派と統制派―二・二六事件の二つの顔
    6 二・二六事件の判決はいかに誘導されたか ほか)

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