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商品説明
今日において、「私生活」を生きる個々人とは、どのように政治や社会との建設的で現実的な関係性を持ち得るのだろうか。その是非はさておき、まずは「私」として「生活」に生きる個人そのものを考えることが必要だろう。かくして本書が問題とするのは、私生活と政治(私/公)の関係史ではなく、私生活それ自体の政治思想史である。
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収録内容
1 | 前篇 与謝野晶子篇(自己の選択 |
2 | いかにも「私」的な個人と国家 |
3 | 個人の倫理的独立―母性保護論争再考) |
4 | 後篇 平塚らいてう篇(何者でもない者、何者かでありたい者 |
5 | 連帯の思想―青鞜社から新婦人協会へ |
6 | 「消費組合我等の家」考) |