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商品説明
本当に“戦後”は終わったのか?人文学の叡知を結集し、いま問い直す。
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収録内容
1 | 第1章 戦後の闇市―酒場と小説からの視点 |
2 | 第2章 占領期からポスト占領期映画における「パンパン」表象が問いかけるもの―「夜の女」から「基地の女」へ |
3 | 第3章 「肉体」と「皮膚」―GHQ/SCAP検閲下の文学が描く「接触」と生政治 |
4 | 第4章 “疎開”を読みかえる―戦後における疎開体験の語りの再検討 |
5 | 第5章 脱「兵曹文化」への模索―軍港都市・佐世保にみる占領と駐留のはざま |
6 | 第6章 一九四〇年代東北表象言説と『百姓のノート』 |
7 | 第7章 雑誌『ジャパン・クォータリー』にみる日本文学の「輸出」―「遥拝隊長」および「陰翳礼讃」の英訳をめぐって |