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商品説明
一生を何の病気にもかからずに終える人は、ほとんどいない。高齢化も進み、医療ケアを受ける人は今後ますます増大していく見込みである。社会全体で病気を患う人々をケアし、支えていくためにはどうしたらいいのだろうか。本書では、「現象学」という哲学の視点から、病いを患うとはどういうことなのか、病いを患う人をケアするとはどういうことなのかを、改めて見つめなおす。患者の心身をトータルにとらえ、向き合い寄り添うケアへの道しるべを示す一冊である。
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収録内容
1 | 第1章 疾患と病い |
2 | 第2章 「現象学」とはどのような哲学か |
3 | 第3章 医学の視点と患者の経験 |
4 | 第4章 患者の病い経験を理解するために―ベナー/ルーベルの現象学的人間観 |
5 | 第5章 患者をトータルにみるということ―安らぎを目指して |
6 | 終わりに―患者になりうる者として |